日本でAndroidデバイス上でコンテンツのブロックを解除したり、プライバーを確保したりしたい場合、VPNが必要です。Androidは、本来様々なVPNプロトコルをサポートしていますが、手動でVPNをセットアップすると混乱しがちです。このガイドでは、専用のAndroid VPNアプリをもつ高速かつセキュアなおすすめのVPNを紹介しますます。

ハッキングの恐れなく公共Wi-Fiを使用したい、あるいは、インターネットサービスプロバイダー(ISP)や政府による追跡を避けてインターネットを使用したいのなら、Android用VPNがまさにうってつけです。当社のおすすめには、 OpenVPNやノーログポリシーを含めてAndroid用の高度なセキュリティ機能が備わっています。 

以下で、2023、日本で使用できるおすすめのAndroid用VPNを簡単に紹介します。下にスクロールして、詳細な概要をご覧ください。おすすめを選ぶのに役立ちます。

2023年版Android 向けおすすめVPN

Androidデバイス向けのおすすめVPN

全てのVPNが同じレベルのサービスを提供しているわけではありません。Android向けのおすすめVPNを選び出すため、以下の条件をすべて満たすサービスを探しました。

  • 安定、軽量、使いやすいAndroid向けのVPNアプリ
  • OpenVPNプロトコルをサポート
  • 日本を含む世界中にサーバー
  • 広告インジェクション、トラッキング、プライバシー侵害なし
  • 複数のデバイスを同時接続
  • P2P接続や内蔵キルスイッチがあれば尚可
  • ストリーミングに適した高速通信

Android向けのおすすめVPN

市場には数多くのAndroid向けVPNアプリがあります。Androidに最もおすすめのVPNアプリはこちらです。

1. NordVPN

                    Jan 2023                    

Apps Available:

  • PC
  • Mac
  • IOS
  • Android
  • Linux
  • Background
  • FireTV

ウェブサイト: www.NordVPN.com

Money-back guarantee: 30 DAYS

NordVPN は、Android向けVPNのおすすめNo.1です。他の追従を許さないスピードを誇り、サーバーリストから選択するか、世界地図上のピンをクリックするだけで、すぐにサーバーに接続できます。同社が提供するSmartPlay DNSにより、NetflixやHulu、BBC iPlayerなどのジオブロックされたサイトでアンチVPNファイアウォールを通過できます。また、NHKやテレビ朝日、テレビ東京など、日本のテレビサービスにも対応します。UDP・TCPのOpenVPNを利用できます。起動時には特定のサーバーに自動接続するようアプリを設定できます。アプリからはライブチャットサポートを利用できます。P2Pトラフィックが許可されています。

NordVPNには厳格なノーログポリシーがあるため、ユーザーによるVPNサーバーの利用目的などのデータは一切保存しません。256ビットの暗号化やPFSを利用することで、安全なトンネルを通過して監視されることはありません。また、DNSリーク防止やパブリックWi-Fiの自動保護も提供します。

6台のデバイスを同時接続できます。アプリはGoogle Playからダウンロードできます。

Android向けのおすすめNo.1:NordVPNを1番にお勧めします。膨大なサーバーネットワークがあり、高速通信を誇り、ブロック解除機能が優れています。リスクなしで利用できる30日間の返金保証があります。

メリット

  • Androidアプリは使いやすくてGoogle Playから入手可能
  • UDP・TCPのOpenVPNプロトコルをサポート
  • 完璧なセキュリティとプライバシー機能を誇るプライバシーを最重視したプロバイダー
  • ストリーミングとダウンロードで卓越したスピード
  • 特定の目的(ストリーミング、トレント、P2Pなど)に適したサーバー
  • 最高のカスタマーサポート

デメリット

  • サーバーロケーションを選択できるものの、特定のサーバーは選択不可

NordVpnの完全なレビューはこちらをご覧ください。

2. Surfshark

  • PC
  • Mac
  • IOS
  • Android
  • Linux

ウェブサイト: www.Surfshark.com

Surfsharkは、優れたAndroidアプリを提供する廉価のプロバイダーです。アプリ内蔵のキルスイッチかAndroidのネイティブ機能を選択することができ、サードパーティアプリを利用せずにデバイスのGPSロケーションを書き換えます。また日本にもサーバーがあるため、海外から日本のIPアドレスを利用できます。

このアプリの特筆すべき点の1つとして、デスクトップアプリに匹敵する機能があります。たとえば、256ビットの暗号化、プロトコルの選択メニュー、キルスイッチ、DNS・IPv6のリーク防止、マルチホップサーバーへのアクセスなどです。通信速度は安定しており、ノーログポリシーがあります。外出時にも安全にブラウジングできるVPNです。

台数制限なくデバイスを接続できます。AndroidアプリはGoogle Playからダウンロードするか、SurfsharkのサイトからAPKを直接入手できます。フジテレビやテレビ朝日、NHKなど、日本のテレビプラットフォームのストリーミングにも対応します。

廉価VPN:Surfsharkは高速通信を誇る安全なVPN で、どのようなニーズも満たします。接続台数制限がなく、30日間の返金保証があります。

  • 優れたAndroidアプリによる多彩なサービス

  • ほとんどの利用目的を満たす高速通信

  • デスクトップアプリに類似する機能

  • 堅牢なセキュリティ

  • まれに速度の遅いサーバーに遭遇

Our score:

Surfsharkの完全なレビューはこちらをご覧ください。

3. ExpressVPN

ウェブサイト: www.ExpressVPN.com

ExpressVPNは使いやすいAndroidアプリを提供し、デバイスに1回限りのアクティベーションコードを設定すると、後はユーザー名やパスワードを再入力する必要がありません。とても見やすいアプリは、起動時にすぐに接続できるよう設定できます。UDP(より高速)またはTCP(より安定)のOpenVPNプロトコルを選択できます。トレントやP2Pトラフィックにも利用できます。

機能豊富なVPN:使いやすく 、高速通信に最適化された数多くのサーバーネットワークがあります。とても堅牢なプライバシー機能とセキュリティ機能があり、Netflix Canal+やAntena 3などのメジャーな動画配信サービスに対応します。30日間の返金保証があります。

  • Androidデバイスにシームレスに対応する使いやすいアプリ

  • OpenVPNプロトコルをサポート

  • トラッキングや広告インジェクションによるプライバシー侵害なし

  • キルスイッチを搭載、トレントやP2P接続が可能

  • 強固な暗号化による堅牢なセキュリティとプライバシー

  • 他社よりも高コスト

ExpressVPNの完全なレビューはこちらをご覧ください。

4. CyberGhost

ウェブサイト: www.Cyberghost.com

Money-back guarantee: 45 DAYS

最近、サーバーネットワークを拡大させ、現在は楽天TVやNHKプラスがストリーミング可能な日本サーバーを含む、89か国以上7,300台以上のサーバーを利用できます。スピードテストでは優秀な結果が得られています。最大限のプライバシーを確保するため、ミリタリーグレードの暗号化、ノーログポリシー、DNSリーク防止などの機能があります。

Android向けの公式アプリは、Google Playからのみ入手できます。最大7台のデバイスが同時接続できるため、全てのデバイスを同時接続できます。

ストリーミングに最適:CyberGhostはジオブロックされた数多くのコンテンツへのアクセスを提供 し、アプリは初心者でも簡単に利用できます。45日間の返金保証があります。

  • Google Playから入手できる使いやすいAndroidアプリ

  • ユーザーアクティビティを記録せず、アクティビティ検出を回避する強固な暗号化

  • 使いやすいアプリでP2Pユーザーに適した「匿名トレントモード」

  • ストリーミングに最適

  • 中国やアラブ首長国連邦に非対応

CyberGhostの完全なレビューはこちらをご覧ください。

5. IPVanish

ウェブサイト: www.IPVanish.com

IPVanishもAndroidデバイス向けに豊富なオプションを提供するVPNです。アプリには、各サーバーの負荷とping値が表示されます。デバイスのホーム画面からはウィジェットをインストールしてサイズを調整できます。VPN接続が切断した場合は、自動的に再接続します。P2Pも可能です。他にも、VPNを検知してブロックするネットワークトラフィックセンサーを回避するための、OpenVPNによるUDP・TCP接続やスクランブル(難読化)機能があります。

安定した性能で、高速通信が可能です。セキュリティ機能には256ビットの暗号化、PFS、DNS防止、厳格なノーログポリシーがあります。50か国以上にサーバーがあり、日本のサーバーに接続すると、海外からネットバンキングやNHKプラスなどのテレビサービスを利用できます。

プライバシー重視:IPVanishには大規模なサーバーネットワークがあり 、同時接続の対応も長けています。使いやすく、プライバシーを重視するユーザーに好まれています。ただし、競合他社のVPNほど多くの動画配信サービスをブロック解除できません。30日間の返金保証があります。

  • Androidデバイス向けの使いやすいアプリ

  • Android アプリでping値やサーバーへの接続時間を表示

  • UDP・TCPのOpenVPNをサポート

  • 圧巻のスピードと安定した接続

  • 一部のサーバーがNetflixに非対応

IPVanishの完全なレビューはこちらをご覧ください。

6. Private Internet Access

ウェブサイト: www.PrivateInternetAccess.com

このVPNは素晴らしいセキュリティを提供しており、 WireGuardをサポートし、トラッカーブロッカーと内蔵のShadowsocksプロキシを備えています。また、 256ビット暗号化、DNSとIPv6のリーク保護とカスタマイズ可能なキルスイッチも備えており、加えて真のノーログポリシーです。手伝いが必要な場合は、電子メールか年中無休24時間のライブチャットでサポートに連絡できます。

Private Internet Accessアプリは、Linux、MacOS、Windows、iOSとAndroidで利用可能です。むしろネットワーク全体を安全に保護したいのなら、このVPNを選択したルーター上に手動でインストールできます。

セキュアで高い信頼性:Private Internet Accessには、。その強力なストリーミングの能力から幅広いセキュリティツールまで多くの魅力があります。何よりまず、30日間の返金保証が付属していることです。

  • 幅広いストリーミングサービスで動作

  • 印象的なセキュリティ機能とパライバシー保護

  • 多くのサーバーロケーションを、日本を含めて選択可能

  • 優れたAndroidアプリ

  • 中国国内での動作の信頼性に不安が残る

Private Internet Accessのレビュー全文をお読みください。.

Android向けのおすすめ無料VPN:Windscribe

ウェブサイト: www.windscribe.com

Windscribeは、無料で入手できる最高のAndroid向けVPNです。無料プランでは、メールアドレスを登録するだけで、他の無料アプリよりも遥かに多い毎月10GBのデータを利用できます。

US Netflixやトレントに対応し、高速通信が可能で、中国からでも利用できます。強固なセキュリティ機能があり、アクティビティを記録しません。

Android 以外にも、Windows、MacOS、iOS向けのアプリがあります。1つのアカウントで無制限のデバイスを同時接続できますが、無料ユーザーの場合、データは10GBに制限されています。

無料サーバーは、米国、カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェー、ルーマニア、スイス、英国、香港にあります。そのため、日本のIPアドレスは取得できないのでご注意ください。

最高の無料Android VPN:Windscribeはおお勧めできる数少ない Android用VPN です。10GBのデータ上限では物足りない場合は、低コストなプレミアムプランを利用できます。ただし、他社の有料オプションのような返金保証はありません。

  • 無料

  • 中国からの利用やトレントに対応

  • Netflixや同様のサイトに対応

  • 10GBのデータ制限

  • 快適にストリーミングするには試行錯誤が必要

  • 洗練されているもののユーザーオプションが少ない

AndroidでVPNをセットアップする方法

VPNは、適切なVPNプロバイダーを選択すれば簡単にセットアップできます。以下の手順をご覧ください。

AndroidでVPNをセットアップする方法

  • 上記の一覧からVPNプロバイダーを選択します。おすすめはNordVPNです。
  • Google PlayからVPNアプリをダウンロードします。(Google Playを利用しない方法を後で説明します)。
  • 適当なサーバーを選択します(海外渡航時にお住まいの国のサービスを利用するには、お住まいの国のサーバーを選択します)。
  • VPNを介して接続します。海外からの接続でコンテンツの読み込み時にエラーが発生した場合は、Cookieを消去し、ウェブページを再読み込みします。

関連記事:Nvidia ShieldでVPNをセットアップする方法

非推奨のAndroid VPN

Betternet

Betternetは、トラッキングCookieを使用したり、ユーザーが閲覧するウェブサイトに広告を仕込むことで運営しています。これらの広告はサードパーティ由来のため信頼できません。さらに、サーバーは2台しかありません。

Cloud VPN

Cloud VPNは、Google Playの検索バーで「VPN」と入力したときに、必ず上位に登場するVPNです。無制限の帯域幅とデータは魅力的に聞こえますが、サードパーティの広告主と連携しているため広告インジェクションがあり、ユーザーのデバイスIDやIPアドレスなどの情報を収集します。また、ブラウザーには不快なトラッキングCookieが埋め込まれます。さらに、P2Pアプリを利用しようとするユーザーをブロックします。

「無料」VPNの注意点

Google Playで検索すると、いわゆる「無料」VPNアプリが数多く表示されます。これらのアプリは、さまざまな理由からまったくお勧めできません。

まず、性能が劣ることがよくあります。通常、無料のVPNサービスは選択できるサーバーが少なく、データや帯域幅には制限があります。一部のサービスでは、ユーザーは接続する前に順番待ちをする必要があります。

次に、しばしばセキュリティ基準を満たしておらず、逆にプライバシーが危険にさらされることがよくあります。Androidデバイスを標的にしたハッカーによる攻撃が巧妙化しているため、これまで以上にセキュリティを強化する必要があります。無料のVPNプロバイダーが採用している暗号化標準は、古いか廃れている、もしくはそもそも存在していないこともあります。

さらに、多くの無料のVPNサービスが、トラッキングCookieを利用しているか、アクティビティを記録して個人情報を収集し、サードパーティの広告主に売却しています。ユーザーが利用するウェブブラウザーに広告を仕込むものもあります。

悪質なVPNには、マルウェアを組み込んでデバイスを感染させるものもあります。開発者はサポートをほぼ提供せず、素性も隠していることがよくあるため、ほとんどの場合では信頼できるVPNかどうかを知ることはできません。

一時的にVPNを利用する場合は、無料VPNよりも、有料サービスが提供する無料トライアルを試すのが賢明でしょう。

Google Playを利用しないならAPKで

Google Playを利用せずAndroidデバイスをお使いの場合、VPNアプリは簡単に見つかりません。たとえば、Kindle Fire HDタブレットや中国製で購入したスマートフォンなど非管理対象デバイスでは、Google  Playを含むGoogleサービスをインストールできません。

その代わりとして、そのアプリのAPKファイルをダウンロードして手動でインストールします。これを実行するには、最初にスマートフォンの設定を変更して、サードパーティ開発者によるアプリのアクセスを許可します。詳細手順はバージョンやAndroidフォークによって少し異なりますが、以下の基本的な手順はAndroid 4.0以降に該当します。

Google Playを利用せずにAndroidでVPNをセットアップする方法

  • [設定] > [セキュリティ](Kindle Fireの場合は [デバイス])の順に移動します。
  • [不明なソース] にスクロールダウンして [オン] に切り替えます。
  • 必要に応じて確認します。

次に、VPNアプリのAPKファイルを見つけます。これは、VPNプロバイダーのウェブサイトを検索すれば、直接入手できるはずです。見つからない場合は、カスタマーサポートに問い合わせます。

または、サードパーティサイトからAPKをダウンロードできます。APKを公開しているサイトは数多くあり、あらゆるアプリが揃っています。Googleで「APK」と検索するだけで見つかるでしょう。しかし、これらは開発企業が提供する公式ダウンロードではなく、マルウェアを含んでいるか、古くなっていることがあるため注意する必要があります。APKのレビューがあれば目を通し、ダウンロード後にはウイルススキャンを実行し、バージョンを確認します。不審と思われる場合は、インストールしないでください。

ファイルをダウンロード後にクリックすると、Androidから信頼できるアプリかどうかを尋ねられます。承認すれば、あとはAndroidが残りのプロセスを処理し、通常のアプリのようにインストールします。

アプリを利用せずにAndroidでVPNをセットアップする

最後の手段として、Androidの設定から手動でL2TP/IPSec接続をセットアップできます。もう一つの内蔵プロトコルであるPPTPは、セキュリティに脆弱性があるためお勧めしません。

手動でAndroid 9にVPNをセットアップする方法

  • [設定] > [ネットワークとインターネット] > [詳細設定] の順に移動します。
  • 右上の [+] 記号をタップします。
  • VPNプロバイダーに応じたVPNプロファイルの詳細を入力します。
  • [保存] をクリックします。
  • 作成したプロファイルをクリックして接続します。通知バーの鍵アイコンは、VPNに接続していることを意味します。

古いAndroidバージョンの場合、VPN設定は [設定] > [その他] > [VPN] に移動して見つかることがあります。

これでも機能しますが、上述のような強固なセキュリティを提供し、設定がより簡単なVPNアプリをお勧めします。

Android向けのOpenVPN

全てのVPNプロバイダーに自社製のアプリがあるわけではなく、またサードパーティのAPKファイルが見つからない、信頼できないということがあるかもしれません。そんなときの代替として、オープンソースVPNのアプリを利用します。OpenVPN Connectやその他のクライアントよりも、Android向けのOpenVPNをお勧めします。これは使いやすく、幅広い構成に対応します。その一方、自分で構築したOpenVPNサーバーがあれば、このアプリを利用、接続するのがよいでしょう。

AndroidでOpenVPNをセットアップする方法

  • VPNプロバイダーのウェブサイトからOpenVPNの構成ファイル(拡張子は.confまたは.ovpn)をダウンロードします。
  • Android向けのOpenVPNをダウンロードしてインストールします。
  • アプリを起動して右上の [+] 記号をタップし、VPNプロファイルを追加します。
  • 独自の構成ファイルをセットアップするのではなく既存の構成ファイルをインポートするなら、[インポート] オプションを選択します。
  • 見つけて選択すると、セットアップが完了します。

当社のおすすめは、上記およびその他のストリーミングサービスに一貫してアクセスできます。加えて、例えば韓国内のTVプラットフォームなど、多数の国際サービスにもアクセスできます。